典型的な陰キャ――上田。体育の時間にはいつも仮病を使う彼には、一つ気になることがあった。それは同じく、クラスでは陰キャとして分類されている女子――山根。山根もまた体育の時間には必ず見学しているのだ。自分と同じく運動音痴を晒したくないのかと思っていたが、話してみるとどうやら違うらしい。『わたし、胸大きいんだよね』『…はい?』どうやら自分の体(特に豊満な胸)を体操服姿で晒すことに抵抗があるらしい。遠くの陽キャ集団を見ながら愚痴をこぼし続ける山根。(なんだか思ったよりめんどくさいなコイツ…)そう思ったのもつかの間、山根からある提案が出される。『放課後二人でエッチしない?』『え!?』脈絡のない提案に驚く間もなく、山根は続ける。『ああいう猿どもってさ、処女とか童貞とかで格付けしてくるじゃん。上田はむかつかないの?』山根に誘われるまま体を重ね、セフレとしての関係が始まる。はじめての相手は地味で陰キャなクラスメイト。しかし上田は、徐々に山根というメスにのめりこんでいく‥‥‥。本文32ページ

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