凛として完璧な僕の母さんは、汚してはならない聖域だった。あの日、家庭教師の佐藤さんがリビングに降りていくまでは。ドアの隙間から覗き見たのは、エプロン姿のまま押し倒され、蹂躙される母の姿。拒絶の言葉はいつしか熱い喘ぎに変わり、母さんは僕の名前を呼びながら、家庭教師の種に汚される悦びへと堕ちていく。壊された日常と、抑えられない僕の鬱勃起。目の前の数式は、もう二度と解けない絶望の呪文へと変わってしまった。総字数 約4,000字

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